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Feelies 「In Between」

 米ニュージャージーのインディーギターロック/カレッジ・ロック・バンド、ザ・フィーリーズ(The Feelies)。2008年に再結成した彼らの復活第2弾アルバム

水色のメンバー4人のジャケットのファーストアルバムCrazy Rhythmsが有名だと思うのですが私が持っているのは88年に出た3枚目の Only Life です。しかも当時聴いていたのではなくて2016年購入です。ファースト少しビートパンクな感じのするアルバムという印象だったけれどサードアルバムはもう少し風通しが良くて結構好きなアルバムでした。

今回のアルバムは再結成してからの2枚目、6年ぶりのアルバム。再結成してから1枚目のアルバムを聴いてないのですが一聴しての印象はずいぶん地味だなあと思ってしまいました。熱くない(笑)むしろ淡々と演奏してる感じ。3枚目のOnly Lifがさわやかな風が吹いていく感じだとすればこちらはほんの微かな心地よいそよ風が時折吹くという感じ。これは年齢のなせる業なのか?確かに暑苦しい中年の暑苦しい音楽を聴くのはちょっともうしんどい私にはこの枯れ具合は中々GOODでもあります。
途中なんとなく中だるみ感を感じてしまうけれど9曲目からの流れが好き。YO LA TENGOにも影響を与えたバンドって書いてあったけれどまさしくヨラに共通する部分があります。9曲目のTime Will Tell、ヨラバージョンで聴いてみたい。
後、やはりヴェルヴェット・アンダーグラウンド風味の10曲目、そして11曲目のIn Between (Reprise)が素晴らしい。後半、ノイジーに鳴らされるギターが。本当にこういうの好きなんだなあ・・・。

In Between

In Between

 

 


The Feelies – In Between (Reprise)

The Feelies - In Between (CD, Album) at Discogs