Florencia Otero 「El Juego Verdadero 」
ツイッターでフォローさせていただいている西村雄介さんが呟いていたのをきっかけに購入した1枚。
ブエノス・アイレスの女性S.S.W.フロレンシア・オテーロのアルバムです。彼女の前作はジョニ・ミッチェルのカバーアルバムでこちらもアップルミュージックで聴いてみたのですがジャズ風にアレンジされたアルバムでした。
こちらのアルバムはスピネッタへのオマージュ作品ということでスピネッタ風というのかミナス的な曲が並んでいて大好きな感じです(ブラジルじゃなくてアルゼンチンですが)南米の音楽でもサンバとかじゃななくてこのなんとも言えないミナス風味が好み。
もちろん根底にジャズの要素も感じさせつつ彼女の透明感もあり少し憂いを含んだ美しいボーカルと演奏が溶け合っていい感じです。「Silencio Final」などはコンテンポラリーで都会的であったりしますが一番好きなのは7曲目「La Habilidad De Los Mundos」ホーンの入ったゆったりした伸びやかで穏やかな午後のような雰囲気。