サニーデイ・サービス 「Popcorn Ballads」
2017年6月に突然ストリーミング配信という形で出た11枚目のアルバム。当初CDでの初場身はなくて私はアップルミュージックで聴いた。22曲85分。驚いたのは誰もが聴けるストリーミング配信のみで発表したことだ。やはり気に入ったアルバムはCDで持っていたいと思う自分の考えを覆すような・・・(いまだそうですが)ちょっともっとフランクに音楽を聴いてもいいんじゃないのかとちょっぴり思うきっかけになったアルバム。
しかしまあ物として手の中に持ってジャケットを見てという行為からいまだ抜け出せない私はクリスマスにでたCDをやっぱり買ってしまいました。
85分あるアルバム、アップルミュージックで聴いていたときはわりと細切れに聴いていた。それこそ流すようにフランクにも。このアルバム自体発売された時から進化を遂げて最終的には25曲100分越え。色んな要素のものが雑多に(良い意味で)詰め込まれた大きな袋から何曲かだして味わうという印象だったけれどこの間、夜、一人でCD2枚を通して聴いた。
なんとひとりの夜に似合うアルバムなんだろう。
その長さから「24時」と比べてしまうけれどやはり24時のころの若者のアルバムではなくなっていて今のその年齢の曽我部さんのさりげないそのままが表れていていいなと思った。聴いていてしんどくない。