Matthew Parmenter 「All Our Yesterdays」
アメリカのプログレッシブ・ロックバンドDISCIPLINEのメンバーMatthew Parmenterのソロアルバム。discosを見てみるとたぶん3枚目のアルバム?こちらも時々見させていただいているブログで紹介されていたのがきっかけで知った1枚。
彼のアルバムを聴くのは初めて、DISCIPLINEも聴いたことはないです。このアルバムのことを調べてみたんですが殆ど検索で出てこなく情報がないです。
あるサイトでひとつ前のアルバムのことを「うたものシンフォ・ロック」と書かれていたけれどこちらのアルバムもそう言えるんじゃないでしょうか。最初に聴いてみてやっぱりこのアルバムの中心になってるのは彼のボーカル、歌だと思ったから。
確かにシンフォニック、ドラマテックな感じはプログレッシブバンドの人の作品と思わせられます。個人的にはマークアーモンドを思い出しました。 クラシカルでアルバム1枚を通してその世界を作り上げているところ、
4曲目 ピアノをバックに美しく歌い上げる。I Am a Shadowが素敵です。
このアルバムの中で異彩なのは7曲目のStuff in the Bag で軽やかでポップな曲でこれもまた良いです。こういう感じの曲が多いアルバムとかあればそれもまたいいなと思ってしまう。
そして打って変わっての8曲目のInsideは内相的で美しい曲。素朴な引き語りのようなConsumption、Matthew Parmenter自身が曲によって歌い方も変えていてそこも楽しめます。彼の歌を堪能できる1枚です。
Matthew Parmenter - All Our Yesterdays (CD, Album) at Discogs